地震コラム

日本列島は地震列島

日本の国土面積は世界の0.25%というわずかな大きさ。しかし、世界で起こるマグニチュード6以上の巨大地震は5回に1回が日本で起きています。1995年には、いまも私たちの記憶に深く残る、阪神・淡路大震災が起き、多くのビルや住宅、高速道路までもが倒れ、6400人以上が死亡、43000人以上の負傷者が出ました。また、最近では能登半島地震や新潟県中越沖地震など、次々と大きな地震が発生しています。私たちは地震災害の恐ろしさ、その教訓を忘れてはなりません。そして、あなた自身や大切な家族を災害から守るためにも、日頃から万一の地震に備えて、防災を心がけることがとても大切です。
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地震はなぜ起こるのでしょう?

数々の大きな被害をもたらしてきた地震。そもそも、地震はどうして起きるのでしょうか?地震が起こるメカニズムを知るには地球について知ることが必要です。
地球の表面は、プレートと呼ばれる大きな岩の板で覆われています。プレートは、地球上で何枚にも分かれていて、互いにぶつかり合ったり、地球の中に潜り込んだりして動いています。その動きこそが地震なのです。
地震にはいくつかのタイプがあります。ひとつは、海溝型地震と呼ばれるもので、陸のプレートに海のプレートが潜り込み、陸のプレートが跳ね上がった時に起こるもの。もうひとつは、断層型地震と呼ばれる活断層の動きによって発生するものです。
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日本はプレートの交差点、活断層は2000カ所以上

なぜ、日本ではこんなにも多く地震が起こるのでしょうか?それは、日本がユーラシアプレート、北米プレート、フィリピン海プレート、太平洋プレートといった4つのプレートをまたぐような位置にあるからなのです。
この地域はプレートの交差点。プレートとプレートがぶつかり合い、境目で地震が多く発生します。また、海と陸のプレートが押し合いつづけると、プレートにひびが入ります。
ひび割れて左右が食い違っているところを断層といい、断層が急にずれ動くことでも地震が起こるのです。この地震を引き起こす可能性のある断層が「活断層」です。活断層は、日本になんと2000カ所以上あると言われています 。
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あなたの街の揺れやすさ、ご存知ですか?

地震による地表での揺れの強さは、主に「地震の規模(マグニチュード)」と「地震からの距離」、「表層地盤」によって異なります。一般的にはマグニチュードが大きいほど、地震による揺れは大きくなります。しかし、マグニチュードや震源からの距離が同じであっても、表層地盤の違いによって揺れの強さはかなり変わってきます。表層地盤が柔らかい場所では、固い場所にくらべて、揺れは大きくなり、地震被害も拡大することがあります。内閣府中央防災会議では、震度分布の調査結果をまとめた「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」を公表しました。都道府県ごとに、表層地盤の揺れやすさを知ることができます 。
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今後、大地震が起こる確率とは?

地震の発生をなんとか予知できないものか。地震の専門家たちは、日々プレートの境界で起こる小さな揺れや地震波を観測し、地震の前触れをキャッチできるよう努力しています。また、1996年、政府の機関が、活断層やトラフ、プレートの位置から、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した「確率論的地震動予測地図」を発表。震源断層を特定した地震動予測をも行ったハザードマップとして注目を集めました。さらに、地震が発生した時にいち早く知らせてくれる「緊急地震速報」というシステムを開始。初期の揺れから、その後の大きな揺れを推定するもので、防災に役立つと期待されています。
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地震で倒れやすい家とは、どのような家?

阪神・淡路大震災では、10万棟を超える住宅が全壊し、悲しいことに6千人を超える犠牲者が出ました。その中の84%の方が住宅の下敷きや家具の転倒が原因で亡くなりました。
住宅倒壊の主な原因は、少ない耐力壁と土台からの柱抜けによるものです。柱・梁・筋交いから構成される耐力壁(木造軸組工法の場合)が少なかったり、配置のバランスが悪いと地震に弱い家に。また、土台や柱と基礎が金物で緊結されていないと、地震の縦揺れによって土台から柱が抜け、簡単に倒壊してしまうことがあります。これらの教訓を受け、建築基準法も改正され、壁量バランスの確認と補強金物の使用が義務化されました。
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どんなに強くても地盤しだいで、地震に弱い家になる

たとえ家の構造が頑丈でも、土地の地盤に問題があれば、地震に強い家にはなりません。
地震が起こらなくても、新しく建てた家が、だんだん傾き始めて住めなくなってしまう「不同沈下」と呼ばれる軟弱地盤による事故も後を絶ちません。では、良い地盤とは、どのような土地なのでしょうか。
岩盤や締まった砂礫層、硬い粘土層ならひとまず安心。反対に注意が必要な土地は、腐食土、泥土、田や沼地等の埋立地、盛り土をした造成地。旧河川や粘土質の地盤で液状化を起こしやすい場所。
また、地名に「谷」「沢」「田」「津」がついている場所などです。しっかり地盤調査をして、軟弱地盤の場合は対策をたてることをおすすめします。
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