中川工務店

失敗しない家づくり!かっこいい外観の住宅に仕上げる3つの鉄則を伝授!

家作りにおいて多くの人があれこれ頭を悩ませるのは、間取りではないでしょうか。

 

住みやすい快適な家作りのために、間取りは非常に大切です。

ところが外から家を見た時に家を印象付けるものは外観です。

 

外から見た人におしゃれな家だと思わせるような、毎日家に帰って来た時に気持ちが上がるような、かっこいい外観の住宅に仕上げましょう。それには、3つの鉄則があるのです。

1. 鉄則その1「家の形状を決める」

家の形状は、外観の形を見た時に角が多いか、何階建てかで次の4つに大別できます。どんな形状の家にするか考えましょう。

1-1. 総2階建ての四角い家

総2階建ての家は、機能的で日本で最も一般的な形です。

建物の表面積が狭いため、コストがかからず内装や設備の方にお金をかけられます。

 

デザイン面で面白みがないと思われがちですが、窓の配置や外観の色、素材の工夫で他の家に十分差がつけられます。

1-2. L字型・コの字型の多い家

外観にL字型・コの字型が多い家は、個性的でおしゃれな印象です。高級感もあり、プロヴァンス風・ロココ調など女性らしい可愛い家にまとめるのがおすすめです。

1-3. 総平屋建ての家

広い土地がある場合は、1階だけで生活が完結できる平屋建ても人気です。和風・和モダンはもちろん、ナチュラルテイストもよく合います。

1-4. 1階より2階がせり出した家(オーバーハング)

都会に多い狭小住宅で採用されている形状です。せり出した凸部分だけ色を変えるなど、大胆な色遣いにすることで印象的な家になります。

2. 鉄則その2「外壁の色や素材を決める」

家を外からパッと見た時に、最も印象に残るのは外壁の色ではないでしょうか。外壁の色選び、そして素材選びはかっこいい家作りに非常に大切な要素です。

2-1. 外観の色

外壁の色は、面積が広い分印象を大きく左右する要素です。かっこいい外観に仕上げるために、色の持つ印象を知りましょう。

 

ホワイトは爽やかで清潔感があります。

和風・洋風問わず使えるのはもちろん、モダン・ナチュラルなどさまざまなテイストの家に使えます。

 

ツートンカラーの1色にもおすすめです。

ホワイトの家にするなら、窓枠やドアの色を変えるとおしゃれです。

 

グレーは上品な雰囲気があります。

窓枠やドアなどもホワイトやブラックにしてモノトーンでまとめるのがいいでしょう。

 

グレーは、モノトーン以外の色と合わせるのは難しいです。

 

ブラックはスタイリッシュでセンスの良さを感じられるため、近年人気が急上昇しています。

その他にも、ブラウンはモダン、ネイビーは爽やかでクリーンなイメージなど、色による印象はそれぞれ異なります。

2-2. 使う色は2~3色

外観に使う色は、2色または3色に抑えましょう。外壁だけではなく、軒裏や窓枠、屋根など外から見える場所すべてで2~3色です。

2-3. 外観の素材

外壁は、素材によっても雰囲気ががらりと異なります。

 

サイディングは、木質系や窯業系、樹脂系や金属系など多彩な種類があります。ガルバリウム鋼板の金属系サイディングは、シャープな印象になるととくに人気です。

 

レンガ調や木目調のサイディングもあり、実際のレンガや木目を使用するより手軽にそれらの雰囲気を醸し出せます。

 

セメントと水、砂を混ぜたモルタルは、独特の風合いが魅力です。サイディングはどうしてもつなぎ目ができますが、モルタルにはつなぎ目ができません。

 

タイルの外壁なら、外壁に重厚感や立体感を演出できます。サイディングにもタイル調のものがありますが、本物なら高級感が出ること間違いなしです。

3. 鉄則その3「窓の形・配置にこだわる」

間取りを考える時に、どんな位置に窓を設けようか頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。かっこいい外観にするには、そんな窓を外から見た時の印象も考えましょう。

3-1. 窓の形

窓には大きく分けて4種類の形状があります。

 

「縦すべり窓」は、左右どちらかに回転するように開く窓で、ビルやホテルの部屋の窓にも使われています。外観が若々しくフレッシュな印象になります。

 

「横すべり窓」は、窓の下部のレバーを押し上げて上に開く窓です。大きく開け放つことができないので実用性には劣るため、ポイント使いがおすすめです。

 

「FIX窓」は、開閉できない窓です。最高のために付けられることが多いです。開閉部が無くすっきりスマートな見た目です。

 

「引き違い窓」は、日本の住宅に多く使われているのが左右に開く窓を言います。ローコスト住宅に多く使われることから、どうしても安っぽい印象になってしまいがちです。窓枠の色を工夫するのがおすすめです。

 

また、縦長の窓はスタイリッシュで若々しい印象、四角い窓はモダンな印象を与えます。横長の窓は落ち着いた印象で、和風の家にもよく合います。

3-2. 窓の配置

いくつか窓が並ぶ場合に、上下左右で配置をそろえるのがポイントです。窓を並べる時には、同じ形の窓が並ぶとかっこよく決まります。

4. まとめ

かっこいい外観の住宅に仕上げるには、家の形状と外壁の色・素材、そして窓の形・配置について、それぞれの鉄則をおさえて決めていきましょう。

 

間取りや内装にはこだわる人も、案外外観については色だけ考えてあとは適当に決めてしまう人が少なくありません。

 

かっこいい外観の住宅を手に入れれば、より家への愛着が深まるはずです。外観にもこだわってみましょう。