中川工務店

注文住宅の間取りで理想を実現するには?そのポイントを解説

注文住宅を頼むときは、間取りの決め方が大切です。しかし理想の間取りがわからずに悩む方もいるでしょう。そこで重要点を押さえていけば、住みやすいレイアウトに近づけます。

 

今回は注文住宅の間取りの決め方で迷う方のため、理想を実現するポイントをまとめました。こちらを参考にすれば、間取りのヒントがわかるでしょう。

1. 注文住宅の間取りで大切な3つのポイント

注文住宅の間取りのポイントは3つです。玄関や階段に加え、リビングと階段の位置関係になります。それぞれの詳細を見ていきましょう。

1-1. 玄関は日当たりと廊下の長さを意識

まず玄関は、日当たりと廊下の長さを踏まえてください。

 

玄関の場所を間違えると、日当たりのよいところが限られてしまいます。さらに廊下が長すぎると、リビングまでの移動が面倒になるかもしれません。不便なポイントがある家は、長期的に暮らすうえでつらいでしょう。

 

ここで大切なのは、土地の位置や形です。たとえば南道路の土地は、日当たり重視になりやすいといえます。しかしうまく部屋を配置できず、日当たりに恵まれない可能性に注意です。

 

以上から土地の状況を踏まえながら、住みよい環境を目指してください。土地の方角や形も意識しながら、玄関とリビングの距離が遠すぎないようにしましょう。

 

1-2. 階段はなるべく家の中心近くに

階段は、家の中心近くがおすすめです。

 

2階の各部屋までの距離が短く、移動が容易だからです。またムダなスペースを残さないので、理想のレイアウトに仕上げやすいといえます。階段の位置さえうまく決まれば、理想のレイアウトがわかるでしょう。

 

間違っても、家の端には階段を置かないようにしましょう。2階や3階に上がったあと、部屋までの距離が長くなるからです。とくに重い荷物を持って返ってきたときは、体力的にも精神的にも負担になります。

 

理想の間取りは、階段がキーポイントです。家の中心に設けることで、理想の動線確保につながります。

 

1-3. 階段がリビングを通るかを決めておこう

さらに階段とリビングの位置関係にも注目です。

 

リビングを通る階段を希望する場合、ほかのスペースへの影響を考えなければいけません。リビングの位置次第で階段が影響を受け、2階のレイアウトも限られてくるからです。

 

階段の配置次第では、納戸のように余裕のある空間も取れます。しかしリビングと階段の位置を間違えると、部屋を置きづらくなり、窮屈な配置になるでしょう。

 

以上から階段は、部屋の中心に置くだけでなく、リビングとの位置関係にも注意です。

2. 注文住宅で間取りを作るときの注意点3つ

注文住宅で理想の間取りを実現するには、さまざまな注意点を押さえましょう。まずは施工事例から、理想の間取りをイメージしてください。以上を踏まえながら、チェックポイントをつかみ、伝え方を工夫しましょう。間取り作りの注意点3つを、以下にまとめました。

2-1. 施工事例をチェック

まずはさまざまなサイトより、施工事例を確かめてください。

 

事例のチェックにより、実現可能な間取りがわかります。そこから理想をイメージしてみましょう。

 

施工事例は、画像つきを見てください。事例にはそれぞれコンセプトや施工過程などの情報もあります。充分な情報量があれば、施工事例からレイアウトをイメージしやすいでしょう。

 

2-2. 間取り図のチェックポイントを把握する

間取り図を作るときは、チェックポイントを踏まえましょう。ここでは次の2つを心がけてください。

  • 生活の動きを間取り図に盛り込む
  • 目線を書き込む

生活の動きを間取り図に入れることで、実際のライフスタイルを想定できます。ライフスタイルをスムーズに実現するために、間取り図を調整しておきましょう。

 

間取り図には目線も大切です。たとえばくつろぐ場所の目線を意識すれば、部屋の広さを想定できます。

 

ほかにも室内からの眺めや、周囲の広がりなどを確かめられるのです。

 

以上から間取り図をただ作るだけでなく、生活導線や目線への意識も大切にしてください。

 

2-3. 理想の間取りの伝え方

理想の間取りの実現には、要望と目的をまとめて業者に伝えましょう。 論理的に目的を示すことで、業者も要望実現に動きやすくなります。

 

さらに同居人がいる場合は、その人たちからの希望も聞き出し、リストアップしておきましょう。

 

以上を予定の間取りに反映して、業者に伝えてください。ここまで済ませれば、業者との意思疎通がスムーズになります。

 

健全なコミュニケーションにより、理想のレイアウトを目指せるでしょう。

3. まとめ

注文住宅で理想の間取りを実現するには、さまざまな工夫が大切です。

 

とくに玄関やリビング、階段の位置は優先的に決めましょう。これらの位置関係が、日当たりのよさや、部屋の設けやすさなどに影響するからです。

 

また理想の間取りを実現するために、家族や自分の要望をまとめ、その目的まで業者に伝えてください。

 

間取りの背景まで伝えれば、業者はお客さんの意図を読み取り、実現に動いてくれるからです。

 

以上を踏まえて、住みやすい間取りを目指しましょう。