2階建ての注文住宅

注文住宅を2階建てにするメリットとデメリットは?平屋との比較もご紹介!

注文住宅を2階建てにするか、平屋にするか迷ってはいるかもしれません。注文住宅は人生の中で、最も大きな買い物のひとつです。できる限り失敗を避けて、理想の住居を手に入れたいと考える方もいるでしょう。今回は注文住宅を2階建てにするメリットと、デメリットを解説します。平屋との比較もご紹介するので、ぜひとも参考にしてみてください。

 

1.注文住宅を2階建てにするメリット

注文住宅を2階建てにするメリットは3つあります。

 

  • 限られた土地を有効活用できる
  • サンプルが多いので内装をイメージしやすい
  • プライバシーを確保しやすい

それぞれ順番に解説しましょう。

 

 

1-1.限られた土地を有効活用できる

注文住宅を2階建てにするメリットは、限られた土地の有効活用が可能なことです。同じ広さの土地であれば、平屋の2倍の床面積を確保できます。

都会や都市部の人口密集地は地価が高いので、狭い土地でも部屋の数を確保できることは、大きなメリットだといえるでしょう。広い土地を用意できないものの、十分な部屋数がほしい場合は2階建てがおすすめです。

 

1-2.サンプルが多いので内装をイメージしやすい

注文住宅を2階建てにするメリットはサンプルが多いので、内装をイメージしやすいことです。注文住宅は2階建てが最も人気なので、施工実績が多くカタログも充実しています。

 

無数のデザインを見ながら内装の方向性を決められるので、自分たち家族にピッタリな内装に仕上げやすくなるでしょう。こだわりをもった内装に仕上げたい場合は、サンプルの充実している2階建てを選ぶと、失敗が少なくなります。

 

1-3.プライバシーを確保しやすい

注文住宅を2階建てにするメリットは、プライバシーを確保しやすいところです。寝室や居室といったあまり他人に見られたくない部屋は、2階に作ることで私的な空間を外部から見えにくくする効果が期待できます。

 

家の前に交通量の多い道があったり、隣家との距離が近かったりする場合は、外部からの視線が気になりがちでしょう。プライバシーに配慮した家づくりをしたい場合は、2階建てにするのがおすすめです。

 

2.注文住宅を2階建てにするデメリット

注文住宅を2階建てにするデメリットは、3つあります。

 

  • 生活動線が長くなるので家事の負担が大きい
  • 2階からの転落してしまうリスクがある
  • 老後の生活がたいへんになる可能性がある

 

それぞれ順番に解説します。

 

2-1.生活動線が長くなるので家事の負担が大きい

注文住宅を2階建てにするデメリットは、生活動線が長くなってしまうことです。家事を行うために1階と2階を往復する手間があるので、家事の負担が大きくなる傾向にあります。

 

たとえば1階で洗濯した衣類を2階で干してから収納し、外出の準備をするために1階にもってくるケースです。1日の内に何回も1階と2階を往復する必要があるので、2階建ては家事の負担が大きいといえるでしょう。

 

2-2.2階からの転落してしまうリスクがある

注文住宅を2階建てにするデメリットは、2階から転落してしまうリスクがあることです。階段や手すり部分から転落してしまうと、大きな怪我を負ってしまう可能性もあります。

 

とくに高齢者であれば階段での転倒の可能性が高く、こどもであれば手すりを乗り越えて、落下してしまう可能性が高いのです。2階建ての家に住む場合は転落のリスクがあることを理解し、場合によっては事前に対策を行っておく必要があるでしょう。

 

2-3.老後の生活がたいへんになる可能性がある

注文住宅を2階建てにするデメリットは、老後の生活がたいへんになる可能性もあることです。若いころは気にならなかった生活動線の長さが、年を取ってくると想像以上に負担となる可能性があります。

 

とくに介護が必要になると、階段の上り下りがたいへんです。家を建てるのは30代前後の若い時期が多いので、老後の生活までイメージしている方は多くありません。長く住むつもりであれば、老後も視野に入れた家づくりを考える必要があるでしょう。

 

3.注文住宅の2階建てと平屋との比較

 

2階建てと平屋の違いは、どんなところにあるのでしょうか。以下に詳しく解説します。

 

3-1.家を建てるのに必要な土地の広さが違う

2階建てと平屋の違いは、家を建てるのに必要な土地の広さが違うことです。2階建てであれば狭い土地でも家を建てられるものの、平屋であれば広い土地を用意しなければなりません。

 

都市部であれば広い土地を確保するのが難しいため、2階建ての選択肢しかないでしょう。しかし郊外や過疎地であれば、広い土地に平屋を建てられます。土地の広さは間取りや庭造りにも関わってくるので、土地の広さに合わせた家づくりを考えるとよいでしょう。

 

3-2.住宅にかかる固定資産税が違う

2階建てと平屋では、平屋の固定資産税の方が高くなる傾向にあります。固定資産税は不動産の価値に対してかかる税金です。不動産の価値は土地の面積や地価・建材の種類、屋根や壁の分量などにより決まります。

 

総床面積を同じにした場合、平屋は2階建てよりも広い面積の土地や屋根・壁などが必要です。そのため一般的に平屋の固定資産税の方が、2階建ての住居よりも高くなると考えられています。

 

4.まとめ

今回は注文住宅を2階建てにするメリットとデメリットを解説し、平屋との比較もご紹介しました。2階建ての注文住宅は人気の高い物件で、さまざまなメリットやデメリットがあります。どのような住宅が自分たち家族に適しているのか考えて、すてきな我が家を手に入れてください。

 

「株式会社 中川工務店」では、自然素材にこだわった家づくりに取り組んでおります。お住まいの購入をご検討の際は、ぜひともお気軽に一度お問い合わせください。